夢見るくそ爺のブログ

見果てぬ夢を追いかけて

「運び屋」クリント・イーストウッドを観て

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映画「運び屋」クリント・イーストウッド

レンタルDVDではあるが

今年最初の映画を観た

実話を元に作られた作品。

 

主演・監督のクリント・イーストウッド

私の大好きな俳優の一人だ。

何しろしぶい。

作品の内容も良いものばかりである。

 

前作品の「グラン・トリノ

あれから10年ぶりである。(2018年作品)

 

家族をないがしろにし、

仕事一筋でやってきたが、

事業に失敗した。

そんな孤独な90歳の老人が、

あるきっかけを元に

麻薬組織の運び屋として

大量のコカインを一人で運んでいた

 

実は家族思いの良い人であったが

一本気でまっすぐ前しか見れない所がある

それが時代の流れに負けて倒産。

気が付けば一人。

 

本当は優しい人だと知っていた

孫娘だけは見方になってくれていた。

自分の為ではなく

皆を喜ばせたいがために

悪の道に入ってしまった。

妻の死をきっかけに

家族には分かってもらえた

しかし、犯罪は消えない。

 

この作品は何が言いたかったのか

人それぞれ感じ方は違うであろうが、

「時間がないんだ、

金はあっても時間がないんだ」

私にはここがすべてかと感じた。

色々なことは同時にできない。

お金を稼ぐのに時間を使いすぎても

ほかがダメになる

気が付けばもう老人

皆にわかってもらえたが

残りの人生も僅か

時間がない

 

 

私も58歳

残されたこれからの時間を

どう使うか。

考えさせられた。

ただ言えることは

無駄には出来ないという事である。

 

 #クリント・イーストウッド

 #運び屋