柳澤 厚生著 を読んで
オーソモレキュラー医学
(栄養療法、分子栄養学、分子整合栄養医学)
とは体の中にある栄養素である
ビタミンやミネラル、アミノ酸を適切な量を
取ることによって病気の予防と治療をする
医学のこと。筆者はその会長である。
新型コロナが感染しだした頃
(2020年1月下旬)に
国際オーソモレキュラー医学会から
新型コロナの感染予防と発症時の
症状の軽減を目的とした栄養素の
組み合わせを世界に向けて発表した。
それは、
ビタミンC、D、亜鉛、セレン、
マグネシウムを摂取するというもの。
しかし、なんと日本での反応は無しで、
栄養学的にとても時代遅れになっている。
新型コロナから身を守る３ステップ
1 感染しないこと
2 感染しても重症化させないこと
3 命をおとさないこと
新型コロナに感染してから
対策を考えるのではなく、
日々できることで免疫力を高め、
ウイルスに感染しない身体を
作っておくことであり、
そのためには毎日の食事や栄養、
時にはサプリメントでの補給がとても大事。
多くの現代人は栄養不足に陥っている。
それはビタミンC、D、亜鉛が不足している。
体はすべて、
過去に自分で食べたものでつくられている。
免疫力のピークは２０歳前後、
その後４０歳前後で50％、
７０歳前後で10％になる。
但し、免疫力を落とさないようにできる。
それは
栄養、腸内環境、睡眠、運動、
ストレスマネジメントである。
免疫力を下げる悪習慣
・ジャンクフード
食べれば食べる程カロリーは
過剰になり栄養不足が加速する
・ステイホーム
太陽光を浴びない生活をしていると
メラトニンが正しく分泌されなくなり
免疫力は下がる。
・運動不足
・睡眠不足（夜更かし）
睡眠時間が６時間未満のひとが
風邪を引く確率は７時間以上の人と
比べて4.2倍も高い。
・フェイクニュース、デマ
得体のしれない病原体に対する
不安と恐怖
コロナにかかる人と
かかっても重症化しない人、
亡くなる人との差はどこにあるのか？
それは免疫の差です。
免疫細胞を日頃から
活性化させておくことが
絶対に必要。
T細胞（リンパ球の一種）が
新型コロナと深い関わりを持っている。
T細胞を活性化する働きがある。
新型コロナ克服の絶対条件は
健康なコミュニティにおける
集団免疫の獲得、
つま、りビタミンC、D、亜鉛などの
欠乏のない健康的なコミュニティで
自然感染による集団免疫を
作ることである。
ウイルスを根絶させることはできないし、
コロナだけではなく
さまざまなウイルスや細菌が存在している。
そう考えればどのような敵も
侵入できない体を築ければ良い。
つまり、
健康的なライフスタイルで
免疫力が高い身体を作ること。
新型コロナに負けないための１０ヶ条
・手洗い、マスク、ソーシャルディスタンス
・カラフルな野菜+魚+肉をバランス良く
・加工食品や糖質を控える
・十分な睡眠を取る
・軽い運動やヨガ、瞑想などを習慣にする
・家族や友人とのコミュニケーションは薬
・体調が悪いときは高濃度ビタミンC点滴
・毎日３杯のお茶を飲む
・フェイクやデマなど、
誤情報に惑わされない
もしコロナに感染してしまった場合に
直ちにやるべきことは
以下のサプリメントを摂取する
ビタミンC:１回２g １日3~4回
ビタミンD:1回5000iu(125ug)1日1回
亜鉛:1回100mg1日1回
ここまでずらずらと書いてしまったが
いつになったら
このコロナ禍は過ぎ去ってくれるのだろうか
そんな事分かる訳ない
ならばできることをやっておこう。
要するに、
普段から不足がちな栄養素を
サプリで摂取しておき
免疫力を高めておくことにより
コロナやがんなどの病気から身を守る
これらのことが証明されている
という事である。
自分の体は自分で守る。
その為の知識を得ておくことである。
